では、映画館の利用の仕方が分かったところで、さっそく映画を観に行ってみましょう。何を観るかは、映画館に行くと電光掲示板に映画名と上映時刻が英語で表示されています。または、英字新聞の娯楽欄にも掲載されていることがあります。2007年4月以降のお薦めは、以下の2本のタイ映画です。
(1)『King Nareswan 』(ナレスワン大王の伝説)パート1・パート2

映画公式サイト http://www.kingnaresuanmovie.com/
(2)『Alone』(アローン)

映画公式サイト http://www.faddthemovie.com/
(1)の『ナレスワン大王の伝説』は、16世紀後半に実在した、ナレスワン大王の生涯を描い
た歴史映画です。かつて、タイと隣国ミャンマーは、アユタヤを巡って熾烈な領土争いを行っていました。タイがアユタヤを統治するまでの過程を、パート1からパート3に分けて公開しています。既に公開されているパート1では、ナレスワン大王が、ミャンマーで捕虜生活を送っていた幼少時代を、パート2では、青年になったナレスワンが戦場に出て行く姿を、真に迫った戦闘シーンで描いています。パート3は、現国王陛下のお誕生日である12月5日の公開が予定されています。バンコクの街中を見渡しても、このナレスワン大王の映画のポスターや、グッズだらけです。間違いなくタイ映画の2007年No.1ヒット作。ほとんどのタイ人が観ているタイ映画です。パート2で青年期のナレスワン大王を演じているのが現役の軍人であることや、撮影場所のカンチャナブリに本物の街が建設され、映画の撮影終了後は、ユニバーサルスタジオのように観光地になる予定だということも、話題を呼んでいます。
実は、タイ式のホラー映画はここ数年アジア全域でヒットし、ハリウッドでリメイクされるなど話題になっています。(2)の『アローン』は、そんなタイ式ホラーの最新作。実際に東南アジアでよく産まれているシャム双生児を題材にしたホラー映画で、3月29日に公開されたばかりです。主役のシャム双生児を1人2役で演じるマーシャは、実力派美人歌手として有名です。この作品も、すぐにアジア全域で話題になりそうなので、話題を先取りしてご覧になることをお薦めします。(白田麻子)
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